ホームページ制作の費用の相場|種類とページ数で見る早見表

/ 更新 / Lapisデザインラボ

ホームページを作ろうと調べ始めると、「数万円で作れます」という広告もあれば、「数百万円かかった」という話も聞きます。いったい自分の会社のホームページにはいくらかかるのか。相場が分からないまま見積もりを取ると、高いのか安いのか判断できません。

この記事では、ホームページ制作の費用の相場を、規模(ページ数)別と依頼先別の早見表で整理します。公表されている取引データの目安、費用の内訳、同じページ数でも金額が変わる理由、作った後にかかる費用、見積もりを比べるときの注意もまとめました。ここでの金額は、比較サイトが公表している目安です。実際の金額は、依頼の内容と依頼先によって変わります。

規模(ページ数)別の相場

比較サイトのPRONIアイミツが公表している目安は、次のとおりです。

規模ページ数の目安費用の目安向いている会社
小規模1〜10ページ程度5万〜30万円程度個人事業主、小さな会社。会社概要と事業の紹介が中心
中規模20ページ前後30万〜70万円程度(内容によっては100万円前後)事業が複数ある会社、事例や採用の情報を載せたい会社
大規模50ページ以上数百万〜1,000万円以上事業や拠点が多い会社、機能の多いサイト

同じサイトの取引データ(2020年1月〜2025年3月)では、1件あたりの発注の平均額は約98万円、中央値は54万円と公表されています。平均が中央値より高いのは、一部の大きな案件が平均を押し上げているためです。多くの中小企業の案件は、中央値の周りに集まっていると読めます。

会社の規模で見た目安

PRONIアイミツの取引データを会社の規模で分けた集計では、従業員30名程度の小規模な企業では40万〜99万円で作っている企業が多く、全体の37%を占めていたとされています。従業員500名以上の大企業では、発注の平均額が200万円を超えていたと公表されています。

会社が大きくなるほど、事業や拠点の数、載せる情報の量、社内で確認する人の数が増え、費用も上がりやすくなります。反対に、小さな会社がいきなり大きな会社と同じ規模のサイトを作る必要はありません。いまの事業に必要なページから始め、事業が育つのに合わせて足していく考え方もあります。

相場の数字を見るときの注意

比較サイトや制作会社が出している相場の数字は、集計の対象や時期、何を含めるかによって違います。

  • 税込か税抜か
  • 原稿の作成や撮影を含むか
  • サーバーやドメインの初年度の費用を含むか
  • 公開後の保守の費用を含むか

数字だけを並べて「高い」「安い」と判断せず、見積もりの中身と照らし合わせて読むことが大切です。

依頼先別の相場

依頼先費用の目安特徴
自分で作る(作成サービス)無料〜月額数万円程度費用は抑えられるが、作る手間と更新の管理は自分で
格安をうたう制作会社10万〜30万円前後型に当てはめる作りが多い。できることの範囲を確かめる
フリーランス10万〜100万円程度人によって得意と価格の幅が大きい
中堅〜大手の制作会社100万円程度から設計から撮影、運用まで体制がある

依頼先ごとの比べ方はフリーランスと制作会社の違いで、自分で作るか頼むかの判断は自分で作るか、頼むかで説明しています。

費用の内訳

ホームページの見積もりは、おおむね次の項目で組み立てられています。

項目中身
企画・設計目的の整理、ページの構成、画面の設計
デザイントップページと下の階層のページのデザイン
組み立て(コーディング)デザインを、ブラウザで表示できる形にする。スマートフォンへの対応
更新の仕組みお知らせや事例を自社で更新できる仕組み(CMS)の組み込み
原稿・撮影文章の作成、写真の撮影、素材の用意
機能問い合わせフォーム、予約、多言語など
進行の管理打ち合わせ、スケジュールの管理
公開の作業サーバーの設定、ドメインの設定、公開後の確認

見積書の項目の意味と比べ方はホームページ制作の見積書の読み方で詳しく説明しています。

同じページ数でも金額が変わる理由

  • 型を使うか、一から作るか:型(テンプレート)に当てはめる作りは安く、会社に合わせて一から設計するほど高くなります
  • 原稿と写真を誰が用意するか:自社で用意すれば費用は抑えられ、原稿の作成や撮影を頼めば上がります
  • 更新の仕組み:自社で更新できる仕組みを入れると、組み込みの費用がかかります
  • 機能:予約、会員、多言語、外部のサービスとの連携などを入れると上がります
  • ページの中身の量:同じ1ページでも、文章と画像が多いページは作る手間が増えます
  • 進め方:打ち合わせの回数、修正の回数の上限、確認する人の数

作った後にかかる費用

制作費だけで判断すると、後で思わぬ費用がかかることがあります。PRONIアイミツでは、公開後の費用の目安として次のように示されています。

項目費用の目安
レンタルサーバー月額600〜5,000円程度
ドメイン年間1,000〜5,000円程度
SSL(通信の暗号化)ドメイン認証の場合、無料〜数千円
運用・保守の管理月額1万〜10万円程度かかるケースが多い

制作費と、数年分の維持の費用を合わせて比べるのが大切です。維持費の内訳はホームページの維持費は年間いくらで、保守の費用はホームページ保守の費用相場で説明しています。

安さだけで選んだときに起きやすいこと

  • 型に当てはめただけで、ほかの会社と見分けがつかない
  • 原稿も写真も自社で用意することになり、公開が大きく遅れる
  • 修正の回数に上限があり、追加の費用がかさむ
  • ドメインやサーバーが制作会社の名義になっていて、乗り換えにくい
  • 「初期費用0円」の代わりに、長い期間の月額や、リースの契約になっている(ホームページのリース契約とは)

予算を決めるときの考え方

金額の相場から決めるより、ホームページで何を増やしたいかから逆算すると、予算がぶれません。問い合わせを増やしたいのか、採用の応募を増やしたいのか、取引先に信用してもらいたいのか。目的が決まると、必要なページと作業が決まり、予算の幅が見えてきます。予算の決め方は中小企業のホームページの予算の決め方で説明しています。

見積もりを比べるときの注意

  1. 同じ条件(ページ数、原稿と写真の用意、機能、公開の時期)を各社に伝える
  2. 制作費と、公開後の月額を分けて出してもらう
  3. 含まれている作業と、含まれていない作業を並べる
  4. 修正の回数、ドメインとサーバーの名義、著作権の扱いを確かめる
  5. 数年間の合計で比べる

各社に同じ条件を伝えるには、提案依頼書にまとめるのが確実です(提案依頼書の書き方)。

Lapisデザインラボの制作の料金は、サービスと料金に載せています。

ホームページの費用と契約の記事

よくある質問

中小企業のホームページ制作の費用は、いくらくらいが相場ですか。

比較サイトのPRONIアイミツでは、1〜10ページほどの小規模なサイトで5万〜30万円程度、20ページ前後の中規模なサイトで30万〜70万円程度が目安とされています。同サイトの取引データ(2020年1月〜2025年3月)では、1件あたりの発注の平均額は約98万円、中央値は54万円と公表されています。ページ数のほか、デザインを一から作るか、原稿や写真を誰が用意するか、どんな機能を入れるかで大きく変わります。

同じページ数なのに、見積もりの金額が何倍も違うのはなぜですか。

見積もりに含まれている作業が違うからです。型(テンプレート)に当てはめるか一から設計するか、原稿の作成や撮影を含むか、自社で更新できる仕組みを入れるか、公開後の保守を含むか、といった違いで金額が変わります。金額だけでなく、何が含まれていて何が含まれていないかを並べて比べます。

ホームページは作った後にも費用がかかりますか。

かかります。サーバー、ドメイン、保守や更新の費用です。PRONIアイミツでは、レンタルサーバーが月額600〜5,000円程度、ドメインが年間1,000〜5,000円程度、運用や保守の管理が月額1万〜10万円程度かかるケースが多いとされています。制作費と合わせて、数年間でいくらかかるかで考えます。

参考にした資料

Contact

まずは、どのプランが合うか
ご相談ください。

事業の内容と、いまお使いのロゴや印刷物の状況を伺い、合うプランと日程をお返事します。ご相談は無料です。