コーポレートサイトの制作の相場と進み方|ページ数と期間

/ 更新 / Lapisデザインラボ

会社の顔になるコーポレートサイト。新しく作るにしても、古いサイトを作り直すにしても、担当者がまず知りたいのは「いくらかかって、どのくらいの期間でできるのか」です。けれども、コーポレートサイトの費用は数万円から数百万円まで幅があり、何で決まるのかが見えにくいものです。

この記事では、コーポレートサイトを作る費用の相場を、価格帯ごとのページ数・作り方・期間の目安で整理します。必要なページの一覧、発注から公開までの流れ、期間を延ばす原因、見積もりの比べ方もまとめました。金額は比較サイトが公表している目安で、実際の金額は依頼の内容と依頼先によって変わります。

価格帯ごとの目安

比較サイトのPRONIアイミツは、コーポレートサイトの制作費用の相場を一般的に10万〜100万円程度としています。同サイトの取引データの解説をもとに、価格帯ごとの目安をまとめると次のとおりです。

価格帯ページ数の目安作り方の傾向期間の目安
初期費用無料〜10万円5、6ページの依頼が多い型(テンプレート)のデザインを使う。原稿と画像は発注者が用意するのが一般的短い
30万〜50万円10〜15ページ前後(7〜10ページの依頼が多い)トップページだけ独自のデザイン、下の階層は型を併用。更新の仕組み(WordPress)を入れることが多い2週間〜2か月
50万〜100万円20ページ前後(10〜20ページと幅広い)ほとんどが独自のデザイン。集客や採用などの目的を掲げる案件が多い2〜3か月
200万〜500万円30ページ以上会員ページ、ネット販売、多言語など、機能とデザインの作り込み3か月以上

同サイトでは、30万〜50万円が最も依頼が集中する価格帯とされています。新しく作る案件のほか、古いデザインを新しくするリニューアルの案件が目立つとも書かれています。

会社の規模で見た目安

同じPRONIアイミツの取引データ(2020年1月〜2025年3月)では、従業員30名程度の小規模な企業は40万〜99万円で作っている企業が多く、全体の37%を占めていたとされています。従業員100名以上の企業では100万〜299万円が44%と最も多く、500名以上の大企業では発注の平均額が200万円を超えていたとされています。

会社が大きくなるほど、事業や拠点の数、載せる情報、社内の確認の手間が増え、費用が上がりやすくなります。

必要なページ

ページ役割ほぼ必須か
トップ何の会社かを伝え、各ページへ案内する必須
事業・サービス何をしているか必須
会社概要会社の基本の事実必須
問い合わせ連絡の方法必須
個人情報の扱い受け取る情報の扱い必須
代表挨拶誰がどんな考えで経営しているかあると信用につながる
採用仕事と条件、応募の方法採用しているなら
事例・実績何をしてきたか示せるものがあれば
よくある質問同じ質問への答え問い合わせが多いなら
お知らせ新しい情報更新するなら

ページごとに何を載せるかは会社のホームページに載せる項目の一覧で、会社概要の書き方はホームページの会社概要の書き方で説明しています。

目的ごとに力を入れる所

同じコーポレートサイトでも、何のために作るかで、費用をかけるべき所が変わります。

  • 取引先に信用してもらいたい:会社概要、代表挨拶、事業の説明を丁寧に。事実が正確で、古くないことがいちばん大切です。見た目の作り込みより、中身の確かさにかけます
  • 問い合わせを増やしたい:事業やサービスのページ、料金の目安、よくある質問、事例。見に来た人の疑問に先回りして答えるページに手間をかけます
  • 採用の応募を増やしたい:採用のページ、働く人と職場の写真、仕事の中身。撮影や社員への取材に費用を回すと効果が出やすくなります
  • 自社で情報を発信したい:お知らせやコラムを自社で更新できる仕組み。更新する人と頻度を決めてから入れます

目的が複数ある場合は、いちばん大事なものを1つ決めて、そこに予算を寄せます。すべてに同じように費用をかけると、どれも中途半端になりがちです。予算の決め方は中小企業のホームページの予算の決め方で説明しています。

費用が上がるところ

  • 独自のデザインのページの数:トップだけか、下の階層まで独自に作るか
  • 原稿と写真:文章の作成、社員への取材、撮影を頼むか
  • 更新の仕組み:お知らせや事例を自社で更新できるようにするか
  • 機能:採用の応募フォーム、予約、多言語、会員ページなど
  • 確認する人の数:社内で確認する人が多いほど、打ち合わせと修正が増える

逆に言えば、ここを絞れば費用を抑えられます。たとえば、まずは必須のページだけで公開し、事例や採用のページは後から足す、原稿は社内で用意する、といった方法です。

発注から公開までの流れ

段階発注する側がすること期間を延ばしやすい所
1. 準備目的とページの案をまとめる。依頼先を選ぶ社内で目的がまとまらない
2. 設計ページの構成の確認載せる内容が決まらない
3. 原稿と写真原稿を書く、写真を用意する、撮影に立ち会う原稿が遅れる
4. デザインデザインを確かめ、直してほしい所を伝える確認する人が多く、意見が割れる
5. 組み立て組み上がったページを確かめる原稿の差し替えが後から出る
6. 公開最後の確認。公開後の表示とフォームを確かめるドメインやサーバーの手続きが遅れる

どの段階でも、発注する側の作業があります。特に原稿の用意と社内の確認は、制作会社の作業より時間がかかることが多い所です。流れの詳細はホームページ制作を頼むときの流れで、期間の目安はホームページの制作期間の目安で説明しています。

見積もりの比べ方

  1. 同じ条件(ページ数、独自のデザインのページ、原稿と写真、更新の仕組み、公開の時期)を各社に伝える
  2. 制作費と、公開後の月額を分けて出してもらう
  3. 修正の回数、ドメインとサーバーの名義、著作権の扱いを確かめる
  4. 数年間の合計で比べる

見積もりの項目の読み方はホームページの見積もりの読み方で、ホームページ全般の相場はホームページ制作の費用の相場で説明しています。

作り直しのときに足す費用

今のサイトを作り直す場合は、新しく作るときの費用に加えて、次の作業がかかることがあります。

  • 今のサイトの原稿や画像を移す作業
  • 古いページのアドレスから新しいページへの転送の設定
  • ドメインやサーバーを移す手続き

作り直しの進め方はホームページリニューアルの進め方で説明しています。

Lapisデザインラボのコーポレートサイトの料金は、サービスと料金に載せています。

よくある質問

コーポレートサイトの制作費用の相場はいくらですか。

比較サイトのPRONIアイミツは、コーポレートサイトの制作費用の相場を一般的に10万〜100万円程度としています。同サイトの取引データの解説では、30万〜50万円の価格帯に依頼が最も集中し、10〜15ページ前後でトップページだけを独自のデザインにする作りが多いとされています。50万〜100万円になると、20ページ前後でほとんどが独自のデザインになるとされています。

コーポレートサイトの制作期間はどのくらいですか。

PRONIアイミツの解説では、30万〜50万円の価格帯で2週間〜2か月、50万〜100万円で2〜3か月、200万〜500万円で3か月以上が目安とされています。実際には、原稿や写真の用意、社内の確認にかかる時間で大きく変わります。公開したい日がある場合は、そこから逆算して原稿の締め切りを先に決めます。

コーポレートサイトに必要なページは何ですか。

トップ、事業・サービス、会社概要、問い合わせの4つが基本で、これに個人情報の扱いのページを加えます。採用をしているなら採用のページ、事例を示せるなら事例のページ、代表の考えを伝えたいなら代表挨拶のページを足します。ページ数が増えるほど、費用と、原稿を用意する手間が増えます。

参考にした資料

あわせて読みたい

Contact

まずは、どのプランが合うか
ご相談ください。

事業の内容と、いまお使いのロゴや印刷物の状況を伺い、合うプランと日程をお返事します。ご相談は無料です。