京都でホームページを作るときの費用の目安と制作会社の選び方

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京都で会社やお店を営んでいて、ホームページを作る、または作り直すことになった。「京都の制作会社に頼んだ方がいいのか」「京都だと費用は高いのか安いのか」と迷う方は多いと思います。

結論から言うと、ホームページの費用は、地域よりも中身で決まります。そのうえで、京都の会社やお店には、観光のお客様への対応や、町並みに合った店の見た目との揃え方など、ほかの地域とは少し違う考えどころがあります。この記事では、費用の目安と、京都ならではの考えどころ、制作会社の選び方をまとめます。

費用の目安

京都だけの相場を公表した資料は見当たりません。全国の目安として、比較サイトのPRONIアイミツが公表している数字は次のとおりです。

規模ページ数の目安費用の目安
小規模1〜10ページ程度5万〜30万円程度
中規模20ページ前後30万〜70万円程度(内容によっては100万円前後)
大規模50ページ以上数百万〜1,000万円以上

同じサイトの取引データ(2020年1月〜2025年3月)では、発注の中央値は54万円と公表されています。

ホームページの制作は、打ち合わせや確認をオンラインで進められる部分が多く、地域による費用の差は、ページ数やデザインの作り込み、原稿や撮影を頼むかどうかの差に比べると小さなものです。撮影や取材で現地に来てもらう場合は、交通費や出張の費用が加わることがあります。規模別の相場の詳しい説明はホームページ制作の費用の相場にあります。

京都ならではの考えどころ

観光のお客様への対応

京都市の京都観光総合調査(2025年)では、京都市の観光客数は約6,279万人、そのうち外国人の観光客数は約1,268万人とされています。飲食店、宿、体験の事業、土産物の店など、観光のお客様が多い業種では、ホームページの役割が地元の会社とは少し違います。

  • 英語などのページ:営業時間、場所、予約の方法、料金、支払いの方法など、来店の前に知りたい情報を、確かめた翻訳で載せる
  • 地図と行き方:最寄りの駅やバス停からの道順、目印。路地の奥にある店は特に丁寧に
  • 予約と休業日:予約が要るか、定休日、季節の営業時間。Googleマップの情報と揃える
  • 支払いの方法:現金だけか、カードや電子決済が使えるか

自動の翻訳だけに頼ると、料理の名前や作法の説明が伝わらないことがあります。少なくとも大事な情報は、翻訳を確かめてから載せます。

看板や店の見た目との揃え方

京都市は、屋外広告物の条例とガイドラインで、地域ごとに看板の大きさや色の基準を定めています。町並みに合わせた落ち着いた色の看板にしている店も多く見られます。

ホームページの色や書体を決めるときは、看板、のれん、ショップカード、包装紙など、店の見た目と揃えると、店の印象がぶれません。看板を新しく作る場合は、ホームページより先に、条例の基準に合う色と形を決めておくと、全体を揃えやすくなります。看板の頼み方は看板デザインを頼むときの流れと費用の目安で説明しています。

伝統や老舗の見せ方

長く続く会社や店では、ホームページで歴史をどう見せるかも考えどころです。

  • 創業の年と、代々受け継いできたもの(技、材料、道具、屋号)を、事実にもとづいて書く
  • 古い写真や資料があれば、撮り直して残す
  • 歴史だけでなく、今の商品やサービス、今の働く人も伝える

古さだけを強調すると、「敷居が高い」と感じる人もいます。初めてのお客様がどう注文し、どう来店すればよいかも、分かりやすく書きます。代表挨拶の書き方はホームページの代表挨拶の書き方で説明しています。

Googleマップと揃える

京都の飲食店や宿、観光のお客様が多い店では、ホームページより先に、Googleマップで店を見つける人が多くいます。ホームページとGoogleビジネスプロフィールの情報が食い違っていると、お客様が迷います。

  • 店の名前、住所、電話番号の書き方を、ホームページとGoogleビジネスプロフィールで揃える
  • 営業時間と定休日、季節や祭りの時期の臨時の休みを、両方で同じ日に直す
  • Googleビジネスプロフィールのウェブサイトの欄に、ホームページのアドレスを入れる
  • 写真は、店の外観と入口が分かるものを入れる。路地の奥の店は、通りからの目印も

Googleビジネスプロフィールは、店のオーナーが自分の名義で管理することが大切です。業者に管理を頼む場合も、オーナーの権限は自分で持ち、業者には管理者の権限を渡す形にします。

季節で変わる情報の更新

京都の店や宿では、桜や紅葉の時期、祇園祭などの行事の時期に、営業時間や予約の受け付け、混み具合が変わることがあります。季節の情報を載せるなら、誰が、いつ更新するかを先に決めておきます。更新が止まって、前の年の行事の案内が残っていると、かえって信用を落とします。更新を頼む場合の費用の考え方はホームページの更新代行の料金で説明しています。

近くの会社か、遠くの会社か

比べる点京都の近くの会社地域にこだわらない会社
打ち合わせ対面で会いやすいオンラインが中心
撮影・取材現地に来てもらいやすい。出張の費用が少ない出張の費用がかかる。現地のカメラマンと組むことも
地域の事情京都の町や業界の事情を分かっていることがある説明が要ることがある
選べる数限られる作風や得意分野で広く選べる

打ち合わせと確認をオンラインで進められるなら、地域にこだわらず選ぶこともできます。反対に、撮影を何度もしたい、店の雰囲気を実際に見てほしい、という場合は、近くの会社に頼む利点が大きくなります。

制作会社の選び方

京都の会社かどうかにかかわらず、次の点で比べます。

  1. 過去の仕事:自社に近い業種や規模のホームページを作ったことがあるか
  2. 作業の範囲:原稿、撮影、多言語、スマートフォンへの対応、問い合わせフォーム
  3. 公開後の対応:保守や更新を引き受けるか。月額と中身
  4. 名義:ドメイン、サーバー、Googleビジネスプロフィールを自社の名義で持てるか
  5. データの受け渡し:ホームページのデータと管理画面の入り方を受け取れるか
  6. 見積もりの中身:何が含まれていて、何が含まれていないか

制作会社の比べ方はホームページ制作会社の選び方で、見積もりの読み方はホームページの見積もりの読み方で説明しています。

京都の会社・お店に多い業種の考えどころ

業種ホームページで大事なこと
飲食店・カフェ営業時間、予約、メニュー、行き方。Googleマップとの揃え
宿・体験予約の方法、料金、キャンセルの決まり、多言語
伝統の工芸・製造技と材料、作る過程、取引の窓口、海外の取引先への案内
士業・事務所対応できる相談、料金の目安、相談の流れ
工務店・住まい施工の事例、地域、相談の流れ

業種ごとの考え方は、業種別・信頼される見た目の定石、工務店のホームページ、税理士・会計事務所のホームページで説明しています。

始める前に決めておくこと

  • ホームページの目的(予約、問い合わせ、採用、取引先からの信用など)
  • 見てほしい人(地元の人、観光のお客様、取引先、求職者)
  • 載せる言語
  • 予算の上限と、公開したい時期

予算の決め方は中小企業のホームページの予算の決め方で説明しています。

Lapisデザインラボは、京都市下京区にある伎冶商事合同会社の制作部門です。京都の会社やお店からのご依頼の進め方は京都のロゴ・ホームページ制作に、料金はサービスと料金に、よくある質問はよくある質問に載せています。

よくある質問

京都でホームページを作ると、費用の相場はいくらですか。

京都だけの相場を公表した資料は見当たりません。全国の目安として、比較サイトのPRONIアイミツは、1〜10ページほどの小規模なサイトで5万〜30万円程度、20ページ前後の中規模なサイトで30万〜70万円程度としています。ホームページの制作はオンラインで進められる部分が多く、費用は地域よりも、ページ数、デザインの作り込み、原稿や撮影を頼むかどうかで大きく変わります。

京都の制作会社に頼む方がよいですか。

撮影や打ち合わせを対面で何度もしたい、京都の町や業界の事情を分かっている人に頼みたい、という場合は、近くの会社に頼む利点があります。一方、打ち合わせと確認をオンラインで進められるなら、地域にこだわらず、作風や得意分野、公開後の対応で選ぶこともできます。どちらの場合も、過去の仕事と見積もりの中身で比べます。

観光のお客様向けに、ホームページを多言語にするべきですか。

京都市の京都観光総合調査(2025年)では、京都市の観光客数は約6,279万人、そのうち外国人の観光客数は約1,268万人とされています。飲食店や宿、体験の事業など、海外からのお客様が多い業種では、英語などのページを用意する意味は大きくなります。自動の翻訳だけに頼らず、少なくとも営業時間、場所、予約の方法、料金など大事な情報は、確かめた翻訳で載せます。

参考にした資料

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