会社のオンライン会議の背景画像|ロゴの入れ方と大きさ
オンライン会議の背景に、何もない壁や生活感のある部屋が映ってしまうと、相手に意図しない印象を与えることがあります。そこで、会社のロゴや社名を入れた背景画像(バーチャル背景)を用意する方法があります。ただし、ロゴをそのまま貼り付けただけでは、文字が小さくて読めない、顔と重なって見えなくなるといったことが起きることがあります。
この記事では、ZoomやTeamsで使う会社の背景画像に、ロゴや社名をどう入れ、どんな点に気をつけて作ればよいかをまとめます。画像そのもののサイズの具体的な数値は、アプリの更新で変わることがあるため、この記事では断定せず、確かめ方を説明します。
バーチャル背景を作る前に決めること
背景画像を作る前に、次の3つを決めておくと、作り直しが減ります。
| 決めること | 考え方 |
|---|---|
| 使う場面 | 社外との商談・採用の面談・社内会議など、どこで使うか |
| 入れる要素 | ロゴだけか、社名の文字も入れるか、コーポレートカラーの帯を敷くか |
| 誰が使うか | 全社員共通にするか、営業など社外対応の多い部署だけにするか |
社内会議専用の背景と、社外向けの背景を分けて用意する会社もあります。社外向けは控えめなロゴだけ、社内向けは部署名やプロジェクトの合言葉を入れる、といった使い分けです。
画像の大きさを確かめる
ZoomやTeamsのバーチャル背景は、パソコンやタブレットの画面いっぱいに表示される横長の画像です。Zoomのヘルプでは、カメラの縦横比に合わせて画像を切り抜くことを勧めており、縦横比が分からない場合は1280×720ピクセル以上の画像を使うよう案内しています。Teamsのヘルプでは、使える画像の形式としてJPG・PNG・BMPが挙げられています。アプリの仕様は更新で変わることがあるため、作る前に各アプリの公式ヘルプで確かめ、定期的に確かめ直します。
数値が分からない場合でも、次の点を押さえておけば大きな失敗は避けられます。
- 横長の大きな画像で作る:縦長や正方形の画像は、左右または上下が引き伸ばされたり、切れたりします
- 文字やロゴを画像の中央から大きく離さない:端に置いた文字は、画面の比率によって切れることがあります
- 仕上げる前にアプリで実際に試す:作った画像をアプリに設定し、自分の顔を映した状態で見え方を確認します
ロゴ・社名の入れ方
顔と重ならない位置に置く
ビデオ会議では、話している人が画面の中央からやや下に映ることがあります。ロゴや社名を画面の中央に大きく置くと、顔やジェスチャーと重なって見えにくくなります。
| 置き方 | 向いている場合 |
|---|---|
| 画面の左右どちらかの上寄り | ロゴを控えめに、存在感は出したい場合 |
| 画面下部の帯(バナー状) | 社名や部署名の文字も入れたい場合 |
| 四隅のいずれか小さく | 背景の写真や風景を主役にしたい場合 |
実際に座った状態で画面に映してみて、肩や頭でロゴが隠れないかを必ず確認します。立っているときと座っているときで映る範囲が変わるため、椅子に座った普段の姿勢で確認するのが安全です。
文字が小さくなりすぎないようにする
名刺やチラシと違い、ビデオ会議の画面は小さく表示されることがあり、相手のパソコンの画面サイズによってはさらに小さく見えます。横長のロゴや、文字の多い社名を縮めてそのまま置くと、相手の画面では読めなくなります。
- ロゴの中の印(シンボル)の部分だけを使い、文字情報は最小限にする
- 文字を入れる場合は、太めの書体で、背景とのコントラスト(明暗の差)をはっきりさせる
- 小さく表示したときにどう見えるかは、ファビコンを作るときの考え方と似ています。詳しくはファビコンの作り方とサイズを参照してください
色とコーポレートカラーをそろえる
背景画像にコーポレートカラーを使うと、ロゴが無くても「あの会社の背景だ」と分かりやすくなります。色の決め方はコーポレートカラーの決め方にまとめています。写真を背景にする場合も、ロゴの色と大きくぶつからない色味の写真を選ぶと統一感が出ます。
複数の背景パターン(オフィスの写真・無地の色・ロゴだけのシンプルな版など)を用意しておき、会議の相手や場面によって使い分けられるようにしておくのも一つの方法です。背景にオフィスの写真を使う場合は、デスクの書類や私物が写り込んでいないか、ぼかしの強さで文字が読みにくくなっていないかも確認しておきます。
全社で統一して配布する運用
背景画像を個人任せにすると、社員によって古いロゴのまま、あるいは全く使っていないという状態になることがあります。統一して使ってもらうための進め方です。
- 完成した画像を、社内の共有フォルダに置く:Zoom用・Teams用など、アプリごとに分けておくと迷いにくい
- 設定の手順を1枚にまとめて配る:アプリへの画像の追加方法を、画像の名前の一覧つきで案内する
- 使う場面を決めておく:社外との会議では必ず使う、社内会議では任意、のようにルールを決める
- ロゴを変更したときは、背景画像も作り直す:ロゴや色を変えたのに背景画像だけ古いまま、ということがないよう、変更時のチェック項目に加えておく
作る前のチェックリスト
- 使う場面(社外・社内)と、入れる要素(ロゴ・社名・色の帯)を決めた
- アプリの公式ヘルプで、推奨されるサイズと画像の形式を確かめた
- 横長の大きな画像で作った
- 座った状態で画面に映し、顔とロゴが重ならないか確認した
- 小さく表示しても文字やロゴが読めるか確認した
- 共有フォルダに置き、使い方を社内に案内した
まとめ
- 背景画像は横長の大きな画像で作り、推奨サイズや画像の形式はアプリの公式ヘルプで確かめるのが確実
- ロゴは顔と重ならない位置(左右の上寄りや下部の帯)に、小さく表示されても読める形で置く
- コーポレートカラーをそろえると、ロゴが小さくても会社の印象が伝わりやすくなる
- 社内の共有フォルダに置き、使い方を案内すると、社員ごとのばらつきを防げる
SNSの投稿画像など、ほかの画面まわりの見た目をそろえる考え方はSNSの投稿画像のサイズとブランドの色をそろえる作り方にもまとめています。Lapisデザインラボのプランでは、ロゴのデータ一式(AI・SVG・PNG)をお渡しするので、背景画像を社内で作るときにもそのまま使えます。内容はサービスと料金をご覧ください。
よくある質問
バーチャル背景の画像は、どのくらいの大きさで作ればよいですか。
ZoomやTeamsは、画面いっぱいに表示される横長の画像を使います。Zoomのヘルプでは、カメラの縦横比に合わせて画像を切り抜くことを勧めており、縦横比が分からない場合は1280×720ピクセル以上の画像を使うよう案内しています。Teamsのヘルプでは、使える画像の形式としてJPG・PNG・BMPが挙げられています。仕様は更新で変わることがあるので、作る前に各アプリの公式ヘルプで確かめるのが確実です。
ロゴは背景画像のどこに置けばよいですか。
話している人の顔と重ならない位置に置きます。人は画面の中央からやや下に映ることがあるため、左右の上寄り、または下の帯の中に置くと顔と重なりにくくなります。実際にアプリで映してみて、座った状態で重ならないか確認してください。
全社で同じ背景を使う必要はありますか。
必須ではありませんが、社外の人と話す機会が多い部署では、背景をそろえておくと社名やロゴが自然に目に入り、会社の印象づくりにつながります。社内会議専用の背景と、社外向けの背景を分けて用意している会社もあります。