MEO業者の選び方|契約の前に確かめる8項目

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Googleマップに出るお店の情報(Googleビジネスプロフィール)の運用、いわゆる MEO 対策を業者に頼む会社やお店が増えています。業者の数も多く、料金も作業の中身もばらばらなので、どこに頼めばよいか迷うのは当然です。

業者の良し悪しは、話しぶりや順位の約束では分かりません。見るべきなのは、何をしてくれるか、お店の情報を誰が持つか、やめるときにどうなるか、という契約の中身です。この記事では、契約の前に確かめる8つの項目を、Google がビジネスプロフィールを扱う業者向けに定めているサードパーティ ポリシーに沿ってまとめます。

1. 毎月の作業の中身

「MEO対策一式」という書き方では、何をしてもらえるのかが分かりません。毎月の作業を、次のように具体的に書いてもらいます。

  • 投稿の回数と、文章や画像を誰が作るか
  • 写真の追加や入れ替えの頻度
  • 口コミへの返信を、下書きまでか、返信まで任せるか
  • 営業時間や休みの変更を、どう連絡すれば反映してくれるか
  • 業種(カテゴリ)やサービスの見直しを、どのくらいの間隔で行うか

作業の量が分かれば、料金の差がどこから来ているのかも見えてきます。料金の相場はMEO対策の費用相場で説明しています。

2. 報告の中身

毎月の報告で何が分かるかを、見本を見せてもらって確かめます。ビジネスプロフィールには、表示された回数、電話の数、経路の検索の数、ウェブサイトへのクリックの数などを見る機能があります。報告にこれらが含まれ、先月との比べと、次の月に何をするかが書かれているかを見ます。

Google のサードパーティ ポリシーは、業者に対し、ビジネスプロフィールの数字と、ほかのサービスの数字を分けて報告することを求めています。いろいろな数字を混ぜて「表示が増えた」とだけ書く報告では、ビジネスプロフィールで何が起きたのかが分かりません。

3. ビジネスプロフィールの名義

いちばん大切なのがこの項目です。ビジネスプロフィールのオーナーは、お店自身が持ち続けます。Google のサードパーティ ポリシーは、顧客が常に自分のプロフィールのオーナーまたは共同のオーナーでなければならない、と業者に求めています。

業者が「こちらで作り直します」と言って、業者の Google アカウントでオーナーになってしまうと、契約が終わったときに、お店が自分の情報を直せなくなることがあります。

4. 権限の渡し方

業者には、オーナーではなく管理者の権限を渡すのが基本です。Google のヘルプでは、管理者は情報の編集や口コミへの返信などオーナーとほぼ同じ作業ができ、ユーザーの追加や削除、プロフィールの削除だけができない、と説明されています。

また、サードパーティ ポリシーは、業者が顧客とパスワードを共有することを禁じています。「お店の Google アカウントのパスワードを教えてください」と言う業者は、この点で避けた方が安全です。渡し方はGoogleビジネスプロフィールの管理者の追加で説明しています。

5. 成果の約束の仕方

「必ず1位にします」「上位を保証します」という業者には気をつけてください。Google のサードパーティ ポリシーは、Google のサービスで上位に掲載されることを保証するのを禁じています。地図の順位は、探している人がいる場所、お店との距離、検索した言葉などで変わるので、誰にも約束はできません。

誠実な業者は、順位を約束する代わりに、何をどれだけ行うか、毎月どんな数字を見せるかを約束します。

6. 契約期間と解約

  • 最低の契約期間は何か月か
  • 途中でやめるときの違約金はあるか
  • 解約の連絡は、いつまでに、どの方法ですればよいか
  • 自動で更新されるか

サードパーティ ポリシーは、顧客が契約の終了を伝えてから7営業日以内に、サービスから離れられるようにすることを業者に求めています。解約の後に、業者のアカウントがビジネスプロフィールから外れるかも確かめます。

7. 料金の書き方

サードパーティ ポリシーは、管理が有料であることを新しい顧客に書面で前もって伝え、請求書にも書くことを業者に求めています。料金は、口頭ではなく、見積書と契約書で受け取ります。

Google のヘルプでも、サービスの内容と費用を書いた正式な契約書を受け取ること、合意した額と請求の額が合っているかを確かめることがすすめられています。

8. 口コミの扱い

口コミを増やす手伝いを売りにする業者もいます。お客様への声のかけ方や、口コミをお願いするカードを整えるのは問題ありません。一方、Google の地図の投稿に関するポリシーは、金銭や物と引き換えの口コミ、良い口コミだけを選んで頼むこと、一人が複数のアカウントから投稿することなどを禁じています。業者が口コミを書く、謝礼を配って書いてもらう、といった提案には応じないでください。

頼む先の種類ごとの向き不向き

MEO を頼める先は、MEO だけを扱う専門の業者に限りません。ホームページの制作会社、広告の代理店、地元の商工団体とつながりのある事業者なども、ビジネスプロフィールの運用を引き受けています。

頼む先向いているお店確かめたいこと
MEO の専門の業者地図からの集客に絞って手を打ちたいお店ホームページや広告と話がつながるか
ホームページの制作会社サイトの手直しと一緒に進めたいお店毎月の運用の手を、実際に割けるか
広告の代理店地図の広告も合わせて出したいお店広告を足す提案ばかりにならないか

どの種類が良いということはありません。お店の困りごとが、地図の情報だけで解けるのか、ホームページや広告と合わせて見る必要があるのかで選びます。

業者に聞く質問の例

面談や見積もりの場で、次の質問をそのまま使えます。

  1. 毎月の作業を、項目と回数で書いた資料をいただけますか
  2. 毎月の報告の見本を見せていただけますか
  3. ビジネスプロフィールのオーナーは、当店のままですか
  4. 権限は、管理者として追加する形ですか。パスワードをお伝えする必要はありますか
  5. 最低の契約期間と、途中でやめるときの費用を教えてください
  6. 解約した後、御社のアカウントはプロフィールから外していただけますか
  7. 口コミについて、どんなお手伝いをしていますか

答えがあいまいな業者や、質問そのものを嫌がる業者は、契約の後も同じ態度であることが多いものです。

比べるときの表

候補が2社以上あるときは、次の表に書き込んで比べます。

項目候補1候補2
最低の契約期間の合計の支払い
毎月の作業(投稿、写真、口コミ、見直し)
報告の中身
オーナーと権限の渡し方
解約の条件と違約金

同じ表に並べると、料金が安く見えた業者の作業が少なかった、ということに気づきやすくなります。勧誘の電話や訪問から始まった話なら、MEOの悪質な業者の見分け方もあわせて読んでください。

Lapisデザインラボの Googleマップ集客(MEO)の作業の中身は運用・集客サポートに、名義や契約の条件は月額サービスの条件に載せています。

よくある質問

MEOの業者を選ぶとき、一番大切なことは何ですか。

お店のビジネスプロフィールのオーナーを、お店が持ち続けられるかどうかです。Google のサードパーティ ポリシーは、業者に対し、顧客が常に自分のプロフィールのオーナーまたは共同のオーナーであることを求めています。業者にはオーナーではなく管理者の権限を渡し、契約が終わったら外せる形にしておけば、業者を変えるときにも困りません。

MEOの業者を比べるとき、何を並べればよいですか。

料金の合計(最低の契約期間の分)、毎月の作業の中身、報告の中身、名義と権限の渡し方、解約の条件の5つを、同じ表に並べます。料金だけで比べると、作業の少ない業者が安く見えてしまいます。

口コミを増やしてくれる業者に頼んでも大丈夫ですか。

口コミをお願いするためのカードを作る、お客様への声のかけ方を整える、といった手伝いなら問題ありません。一方、Google のポリシーは、金銭や物と引き換えの口コミ、良い口コミだけを選んで頼むことなどを禁じています。業者が口コミを書く、謝礼を配って書いてもらう、といった提案には応じないでください。

参考にした資料

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