商品に添えるサンクスカードの作り方|載せる言葉と大きさ・紙

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通販で商品が届いたとき、箱を開けて最初に目に入るものの一つがサンクスカードです。小さな紙ですが、店の印象を左右し、次の注文やSNSでの紹介につながるきっかけにもなります。一方で、「何を書けばよいか分からない」「大きさや紙をどう決めればよいか迷う」ということもあるでしょう。

この記事では、サンクスカードに載せる言葉の組み立て方、大きさの選び方、紙の種類、同梱するときに気をつけることを、通販や店頭で使う場面に沿ってまとめます。

サンクスカードに載せる3つの要素

サンクスカードは、長い文章を書く場所ではありません。次の3つを、短くまとめるだけで十分です。

要素役割例
お礼の一言注文・来店への感謝を伝える「ご注文ありがとうございます」
注文や商品への軽い触れ方定型文だけにならないようにする「お選びいただいた〇〇、大切にお使いいただけたら嬉しいです」
次につながる一言使い方の案内や、再訪のきっかけ「お手入れの方法はウェブサイトでもご案内しています」

全部を同じ文面にすると、受け取る側が「定型文」だと感じることがあります。注文内容や季節、天候などに応じて一部を変える、名前の部分だけ手書きにする、スタンプで一言を足すといった工夫で、受け取った人に向けて書かれた印象に近づけられます。文面を考えるときは、普段使っている言葉遣いから大きく外れないようにし、丁寧になりすぎて他人行儀にならないよう気をつけます。

大きさの選び方

サンクスカードの主な大きさは、次の3つです。

大きさ特徴向いている場面
名刺サイズ小さく、箱の隙間にも入れやすい。情報は最小限小さな商品、コストを抑えたいとき
一筆箋サイズ(縦長)一言を書き添えるための余白が取りやすい手書きの一言を添えたいとき
ポストカードサイズ写真やイラストを大きく見せられる。両面を使えるブランドの世界観を見せたいとき、保存してもらいたいとき

大きさを決めるときは、まず同梱する箱や袋の大きさを確かめます。箱に対してカードが大きすぎると折り目が付き、小さすぎると埋もれてしまいます。商品の点数が多い注文では、カードが埋もれないよう、箱を開けてすぐ目に入る位置に入れる梱包の順番も合わせて考えておくと安心です。

紙の選び方

紙は、見た目と手触りの両方に関わります。

  • 厚み:名刺程度の厚みがあると、安っぽく見えにくく、折れにくくなります。薄い紙は、商品と一緒に動いているうちに曲がったり破れたりしやすくなります
  • 質感:つるつるした紙は写真やイラストがきれいに出ます。ざらっとした質感の紙は、手書き風の文字や、温かみを出したいときに向いています
  • 色:白や生成り(クリーム色)は、どんな商品にも合わせやすい色です。ブランドカラーを使う場合は、コーポレートカラーの決め方で決めた色を使うと、名刺やショップカードとの統一感が出ます

印刷のデータを作るときは、文字や写真を紙の端ぎりぎりに置かず、周囲に余白を残しておくと、断裁のずれで文字が切れる事故を防げます。データ作成の注意点は印刷の入稿データで失敗しないためにも参考になります。

手書きと印刷、どちらにするか

作り方向いている注文数特徴
手書き少量(1日数枚〜数十枚程度)一枚ごとの個性が出るが、手間がかかる
全部印刷多い(まとめて作っておきたいとき)効率がよいが、定型文に見えやすい
印刷+一部手書き中間枠や飾りを印刷し、名前や一言だけ手書きにする

注文数が増えてくると、全部手書きでは対応が追いつかなくなります。枠やロゴ、定型の文面を先に印刷しておき、名前や一言だけを手書きやスタンプで足す形にすると、効率と手作り感を両立できます。

同梱するときに気をつけること

  • 商品に挟まる位置:商品の下や、箱を開けてすぐの位置に入れると見つけてもらいやすくなります
  • 汚れや水濡れ:食品や液体を扱う商品では、カードが直接触れないよう、別の袋に入れるなどの工夫をします
  • 個人情報の記載:宛名や注文番号など、個人を特定できる情報をそのまま印刷して同梱すると、配送中に他の人の目に触れる可能性があります。載せる情報は必要最小限にします
  • 特定商取引法に基づく表示との混同:サンクスカードはお礼を伝えるもので、特定商取引法に基づく表示(事業者名・連絡先など)の代わりにはなりません。表示が必要な項目は別に案内します。詳しくは特定商取引法に基づく表示の書き方にまとめています

季節やキャンペーンに合わせて差し替える

同じ文面を1年中使い続けるより、季節の挨拶やキャンペーンの案内を差し込むと、受け取るたびに新鮮な印象を与えられます。差し替えの運用をしやすくするために、次のように型を分けておく方法があります。

型使う場面差し替える部分
通常版普段の注文お礼の一言と次につながる一言のみ
季節版年末年始・夏季・開店記念日などイラストや色味、挨拶文
初回限定版初めての注文「初めてのご注文ありがとうございます」などの一言を追加
再訪版2回目以降の注文「またのご注文ありがとうございます」などの一言を追加

型を複数持つと印刷の手間は増えますが、枚数をある程度まとめて発注しておけば、1種類ずつの単価を抑えながら使い分けられます。発注のタイミングは、季節版だけ早めに動き、通常版は在庫が減ったら都度発注する、といった分け方がしやすいです。

作る前に決めておくこと

  • 誰に向けて書くか:初めての人向けか、リピーターも含めた全員向けかで、文面の距離感を変える
  • 何種類作るか:通常版だけにするか、季節やキャンペーンに合わせて複数作るか
  • 誰が書き足すか:手書き部分がある場合、スタッフの誰が担当しても同じ印象になるよう、文例を共有しておく
  • 発注の頻度:注文数の増減に合わせて、どのくらいの周期で増刷するか

これらを先に決めておくと、デザインを依頼するときの打ち合わせがスムーズに進みます。

まとめ

  • サンクスカードは「お礼」「商品への軽い触れ方」「次につながる一言」の3つを短くまとめれば十分
  • 大きさは、同梱する箱の大きさと載せたい情報量で選ぶ(名刺サイズ・一筆箋サイズ・ポストカードサイズ)
  • 紙は厚みと質感で印象が変わる。ブランドカラーをそろえると統一感が出る
  • 注文数が増えたら、印刷と手書きを組み合わせて効率と手作り感を両立する

Lapisデザインラボでは、ロゴと名刺をプランでお受けしており、サンクスカードなどの印刷物はオプションの「印刷物の追加」で承っています。内容はサービスと料金をご覧ください。

よくある質問

サンクスカードには、どんな言葉を載せればよいですか。

お礼の一言、商品や注文への軽い触れ方、次につながる一言(使い方の案内やSNSのアカウントなど)の3つを短くまとめるのが基本です。定型文だけにならないよう、注文内容や季節に応じて一部を変える方法もあります。

サンクスカードの大きさは、何を基準に決めればよいですか。

名刺サイズ(名刺と同じ大きさで名刺入れに収まる)、一筆箋サイズ(縦長で一言を書き添えやすい)、ポストカードサイズ(写真やイラストを大きく見せられる)の3つが代表的です。同梱する箱や袋の大きさ、載せたい情報量に合わせて選びます。

手書きと印刷、どちらで作るべきですか。

少量なら手書き、注文数が多いなら印刷が向いています。印刷でも、名前の部分だけ手書きで加えたり、スタンプで一言を足したりすると、印刷の効率と手作り感を両立できます。

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