Googleビジネスプロフィールの投稿を業者に任せるとき|中身と費用
Googleビジネスプロフィールの「最新情報」(投稿機能)は、営業時間の変更やキャンペーンの告知などを発信できる機能ですが、更新を続けるのは手間がかかり、業者に任せたいと考える店もあります。この記事では、投稿を業者に任せるときの進め方、権限の渡し方、気をつける点をまとめます。
費用そのものの相場は、MEO業務全体の料金体系に組み込まれている場合があるため、MEOの費用で全体の料金の形を確認したうえで、この記事では投稿業務に特有の進め方と注意点を中心に説明します。
投稿を任せるときの進め方
- 業者にどこまで任せるかを決める:投稿の作成・公開まで一括で任せるか、作成した内容を事前に確認してから公開するかを決めます
- 管理者としての権限を渡す:管理者でも投稿の作成・管理・公開はできます。Googleのサードパーティ ポリシーでも、業者はオーナーではなく管理者として招待するよう事業者に依頼することとされています。権限の違いは管理者の追加の記事で詳しく説明しています
- 投稿のネタをどう集めるかを決める:業者が自分で考えるのか、店側が営業情報(新商品、臨時休業など)を都度伝えるのかを決めます
- 公開前のチェック体制を決める:誤った営業時間や、終了したキャンペーンがそのまま載らないよう、誰が最終確認するかを決めます
Googleのルール上、第三者が守るべきこと
Googleは、代理店など第三者がプロフィールを管理する場合のルール(Business Profile third-party policies)を定めています。主な内容は次のとおりです。
- 第三者は、プロフィールへの変更・編集について、事業者に継続して情報を伝える必要があります
- 事業者の同意なしに、プロフィールの機能の設定変更や無効化を行うことは禁止されています
- 繰り返しや重大な規約違反があった場合、Googleは第三者によるプロフィールの管理を停止し、関係する事業者に通知することがあります
これらは第三者(業者)側に課されたルールですが、違反があった場合の影響は事業者側のプロフィールにも及ぶ可能性があるため、「業者に任せたから自社は関係ない」とは言えない点に注意が必要です。
投稿の中身で気をつけること
- 営業状況と食い違っていないか:臨時休業や取り扱い品の変更が投稿に反映されていないと、来店した人とのトラブルにつながります
- キャンペーンの条件が明確か:期間や対象をはっきり書き、終了したら取り下げる運用にします
- 業種ごとに禁止されている内容がないか:投稿にも、プロフィール全体に共通する内容のルールが適用されます。判断に迷う内容は、業者に任せる前に相談しておきます
業者に任せる範囲の決め方
| 任せ方 | 向いている店 |
|---|---|
| 投稿の作成・公開まで一括で任せる | 更新する時間が取れず、内容もある程度業者に委ねられる店 |
| 作成は業者、公開前の確認は自社 | 営業情報の正確さを自社で担保したい店 |
| ネタ出しも自社、入力作業だけ業者 | 投稿の内容は自社で管理したいが、作業の手間を減らしたい店 |
どの範囲で任せるかによって、業者との契約内容や費用の組み方も変わるため、依頼前に希望する範囲を伝えておくと見積もりの比較がしやすくなります。費用の比較や契約期間の考え方は、MEOの費用やMEO業者の選び方もあわせて確認してください。
投稿を自社でやる場合との比較
業者に任せる前に、自社で投稿を続ける場合との違いを整理しておくと、どこまで任せるべきかが判断しやすくなります。
| 自社で投稿する | 業者に任せる | |
|---|---|---|
| 営業情報の正確さ | 自社で把握しているため反映が早い | 伝達が遅れると食い違いが出やすい |
| 更新の継続性 | 担当者の繁忙期に止まりやすい | 契約期間中は継続的に更新される |
| 文章・写真の質 | 社内のスキルに依存する | 一定の品質で揃えやすい |
| 費用 | 人件費(見えにくいコスト) | 契約料として明示される |
更新が止まりがちな場合や、文章・写真の質を安定させたい場合は業者への依頼が向いていますが、営業情報の変化が多い店舗(季節商品の入れ替わりが頻繁など)は、情報共有の体制を整えてから任せるほうが、投稿と実際の営業状況の食い違いを防げます。
契約前に確認しておきたいこと
投稿の代行を契約する前に、次の点を確認しておくと、開始後の行き違いを減らせます。
- 投稿の内容を事前に確認できるか:公開前にチェックできる運用か、公開後に報告を受ける運用かで、修正のしやすさが変わります
- 契約終了時のデータの扱い:それまでの投稿内容や、撮影・用意した写真素材が、契約終了後にどちらに残るかを確認します
- 管理者権限の削除手順:契約を終了する際、業者をプロフィールの管理者から外す手順を把握しておきます
- 緊急時の連絡方法:臨時休業など急な変更を反映してほしい場合、どのくらいの時間で対応してもらえるかを確認します
これらは投稿代行に限らず、MEOの業者選び全般に共通する確認点でもあります。業者選びの基準そのものは、MEO業者の選び方で詳しく整理しています。
まとめ
- 投稿を業者に任せる場合、管理者権限でも投稿はでき、Googleも業者を管理者として招待するよう求めている
- Googleは第三者(業者)向けのルールを定めており、違反の影響は事業者側のプロフィールにも及ぶ可能性がある
- 任せる前に、投稿内容を事前確認できる体制にしておくと、営業状況との食い違いを防げる
- どこまで任せるかで契約内容や見積もりが変わるため、希望する範囲を先に決めておく
よくある質問
投稿を業者に任せるとき、オーナー権限を渡す必要がありますか。
オーナー権限そのものを渡す必要はありません。管理者として追加すれば、投稿や情報の編集はできます。オーナーはユーザーの追加と削除や、プロフィールの削除までできるため、オーナー権限を渡す前に権限の違いを確認しておくことが安全です。
投稿の頻度はどれくらいが適切ですか。
業者やプランによって提案される頻度は異なり、決まった基準はありません。頻度よりも、内容が実際の営業状況(営業時間の変更、取り扱い品の変更など)と食い違っていないかのほうが重要です。任せる場合も、投稿内容を事前に確認できる運用にしておくと安心です。
業者に任せた投稿で規約違反があった場合、誰の責任になりますか。
Googleのサードパーティ ポリシーでは、重大な違反が判明すると、ビジネス プロフィールや、その管理に使用しているGoogleアカウントが停止されることもあるとされています。業者による違反であっても、影響が事業者のプロフィールに及ぶ可能性があります。任せる前に、投稿内容を事前確認できるか、契約で確認しておくとよいでしょう。